八戸、ウミネコの蕪島

DATE: 10/11/2009 07:33:48 AM

 盛岡気儘旅の最終日、当初の予定では盛岡市内観光のつもりだったが、岩手、秋田と巡れば青森に行けば北東北三県周遊が完成するし、東北新幹線の終着駅へも行ってみたいと考えて、急遽八戸へ向かうこととする。 ホテルのコンシェルジェに尋ねれば「八食センター」へ行きなさいとのことである。 他にはウミネコかなと考えつつ、盛岡駅から「はやて」の乗客となるのである。




 八戸駅構内、新幹線ホームは巨大な鉄骨アーチ屋根に覆われていた。豪雪対策であろう。
  

 駅前にはイチイの巨木が出迎えてくれる。 さすがに陸奥の国、岐阜県では飛騨山間部以外では見ることのできない巨木である。
  

 北へ向かう特急列車、「North East Express つがる」。 八戸から青森へと向かう旅路のロマンは北へ、最果てへといざなうのである。
  

 八戸駅からタクシーで向かった八食センターの南入口。
  

 埋め立て地に作られた八食センターの周辺は、空き地と倉庫などばかりが目立つ新開地風景である。
  

 八食センター鮮魚売り場、八食センターは土産物や野菜、乾物も商っているが、目玉はこれら鮮魚売り場だろう。 ただ、地元産ばかりが商われているのではなくて、移入物、輸入物も多いようである。
  

 これらの食材を購入すると市場内で七厘で焼いて食べることができる。食材は直ぐ焼けるように調理もしてくれる。 サンマやホッケに加えて鮭も多くの場所を占めている。
  

 七厘村。 ここへ購入した食品を持ち込んで七厘の炭で焼いて食するのである。
  

 購入した食材は手前から、ホタテ、イワガキ、ホヤ、マダラシラコである。他にはアワビを食した。 お目当ての雲丹焼きは時期はずれで生雲丹は入手できず、スルメ烏賊と縞ホッケにサンマは敬遠した。
   

 岩牡蛎と海鞘(ホヤ)の七厘焼き。 七厘焼きに必須は日本酒である。 海水による適度な塩味がついているから、塩とか醤油は不要だが、旨味を増したり、焦げ防止に日本酒は必須調味料である。 岩牡蛎はともかく、海鞘(ホヤ)を焼いて食べるなど初体験である。 ホヤの生食も磯味が美味であるが、焼けば一段と旨味が増すし、ホヤを敬遠する人の口にも合うだろうと思いつつ賞味する。 真鱈のシラコをホタテ貝皿の上で、日本酒で煎り焼きにして頂いたが、絶味である。
  

 高齢者二人にはいかにも買いすぎで、とても食べきれないので隣のファミリーにご支援をお願いしたところ、快くお引き受け頂いた。 大阪から来ているというそのファミリーの御曹司の笑顔を一枚いただいたのである。
  

 八食センターで絶味、美味、珍味を味わった満腹を抱えて、タクシーにより蕪島神社に向かう。山頂の神社までの階段は腹ごなしに適当だったし、頂から見る太平洋も良い景色だった。
  
 
 蕪島神社では「会運証明」というのを配布している。 運良くウミネコの運(糞)に出会ったら(衣服にかけられたら)、その会運証明を差し上げるというのである。 蕪島のウミネコは繁殖期を終えて旅立っており、僅かな数しかいない季節である。
  

 蕪島神社の展望台から観る八戸港。
  

 蕪島を望む北の浜辺に遊子ひとり何を想うのだろうか。
  

 蕪島の漁港に、水揚げされる魚のおこぼれを待っているウミネコ、これらのウミネコは越冬燕ならぬ越冬ウミネコである。
  

 ウミネコ2、 タクシーを待たせての慌ただしい撮影だから、写真の出来が不満である。 何か餌(ポテトチップスなど)を持参したら、もう少し佳い写真が撮れたのにと思わされる。
  

 蕪島からほどちかい八戸線・鮫駅である。 ここから鉄路の客となって八戸に向かい一路帰途に着くのである。 八戸線終着駅の久慈はこの度で何人かに勧められた。 久慈も含めて、宮古、釜石など三陸海岸周遊は昨年来の懸案でもある。 鮫駅の駅名の由来も未だ不詳のままである。
  

 盛岡駅で、花巻空港に連絡する新花巻へ向かう列車を待つ間、小岩井チーズを肴にこの旅最後のビールをいただく。 これにて幾つかの課題を残しながらも陸奥気儘紀行は終わりである。 19:30に降り立った常滑空港は台風18号先触れの雨だった。
  
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by bouen | 2009-10-11 07:33 | 線路ハ何処迄モ


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