人気ブログランキング | 話題のタグを見る

緑のカーテン

 連休も終わって今日はもう七日、連休の間中は晴天続きだったから今日の雨は、「とても佳いお湿り」です。4/29~5/5の長い連休だが、あっと言う間に終わりました。母が病床に居ることから見舞い兼看護支援にと、海外旅行をキャンセルして来てくれた長男夫婦、温度管理や病虫害対策におおわらわの中を縫って駆けつけてくれた次男、久しぶりというよりも、初めて長男の嫁を含め家族六人が一つ屋根の下に寝起きした数日間でした。

 病人の容態はごく一時期を除けば安定していましたから、穏やかで静かな日々でした。気疲れが見える親爺のために、来てくれた息子たちのために、せめて食事だけでも豊かにと飛騨牛しゃぶしゃぶ、同ステーキ、初鰹、岩牡蛎、時に箱押し寿司に挑戦したりと、閑かななかにも賑やかな時を過ごしました。 息子のどちらかが、婆ァーチャンのおかげで盆と正月が一緒に来たみたいだと言ってましたが、床を離れられない母が食卓を囲めないのを除けば、ほんとうに和やかな食事もできました。




 そんな介護のつれづれに、押入の奥から引っ張り出してきた箱寿司の道具を長男の妻に渡して、押し寿司に挑戦してみるかと言ったら、教えて貰えばやってみるという。 箱寿司なんて何年ぶりだろうか、母の指導を仰ぐわけにはゆかないが、門前の小僧が手取り足取りして作ってみたら、星二つ半の出来だった。
 星半分の差は、すし飯が少し軟かったのと、本当なら一昼夜はおくべき処を、完成後一時間で食したことにある。 ちなみに寿司ネタは、鯛、焼きアナゴ、桜デンプ、酢蓮根、干し椎茸、干瓢、錦糸卵などなど。母が植えておいた絹サヤも彩りを添えていました。
   

 そして、例年今年こそは作ろうと思っていながら、気づいたときには盛夏の季節、その年来の懸案であるグリーンカーテンを息子たちにも手伝ってもらい造り上げました。 次男が苗物屋で求めてきてくれた、キュウリ、ゴーヤ、ミニトマト、朝顔夕顔の苗をプランターに移植し、軒先に支柱をかけてネットを張ったのです。
   

 梅雨明けには、緑の日除けが出来上がり、毎朝、花を楽しみ、食材が手に入る、エコノミーとエコロジーの両立です。 写真はついでに鉢替えした盆栽?です。手前がケヤキ、奥が杜松(ネズ)です。二三年すれば多少は見られるようになると思います。
   

 母の初曾孫も見舞いに来てくれました。曾孫の母(亡弟の娘)は二人目が腹中にいまして、誕生は六月の予定で次子は娘のようです。
   

 お仕舞いは、陽気に誘われて庭先に出てきたのか、初めて見た蛇の交尾です。(嫌いな方は御免なさい。)嫌う方もいますが、縁起物とも云います。ちなみに正月の注連縄は蛇の交尾を模した物という説さえあるようです。甘咬みも撮りましたがピントが甘いので割愛します。なお、この写真だけは携帯付属カメラで撮りました。
  
by bouen | 2010-05-07 11:50 | Who’s 茫猿


<< 喪失感 ReaMap試験運用開始 >>