また一つ消えた灯

e0076374_9541284.jpg ローカルな話題であるが、茫猿や岐阜会会員にとっては想いで深い場所なのである。
また一つ士協会史を刻んだ場所の灯が消えたのである。
先月閉店したレストラン・フジ(ジョイ・フジ会館)のことである。



 岐阜県庁が柳ヶ瀬にほど近い岐阜市中心街から今も水田が多く介在する市域南西部に移転して久しいが、周辺にいわゆる繁華街がない新興地域であることから、県庁内食堂、県議会食堂それに幹線道路沿道のチェーン店系の飲食店を除けば昼食場所に恵まれないのである。
 岐阜県士協会の前身である鑑定協会岐阜県部会が県庁前に事務所を構えたのが91/04のことである。当時から今に至るまで士協会の様々な会議や分科会の折りに昼食を頂く場所は、主にレストラン・フジ、時々は「満寿美(煮込みうどん、冷やしたぬき)」、懐豊かな折は「なまずや(うなぎ櫃まぶし)」、の三店であった。90年代にはもう一店「ビストロ・むつとみ」があったが、これはバブル崩壊と共に早々に消えた。

 三店のなかで、士協会事務局に最も近く食事だけでなく、会議室も頻繁に利用したのが「レストラン・フジ」なのである。茫猿はこの店で「奥美濃古地鶏」の唐揚げ、親子丼、鶏塩焼きなどを頂くのが楽しみで会議や分科会に出席する時もしばしばであった。

 そのお店が先月閉店した、跡地はマンションという話を聞くがまだ定かではない。閉店理由は官公需が激減したとか、県庁職員や付近の勤め人もコンビニ弁当で昼食をすませてしまう時代に流されたとか聞くが、茫猿にとっては永年親しんだ「奥美濃古地鶏唐揚定食」にもう会えないことがとても哀しい。

・・・・・・いつもの蛇足なので・・・・・
 士協会事務局がおかれているビルも空室が増えて、いまや空室の方が多いはずである。一階は店舗用貸し室であるが全て空室である。償却済みの老朽ビルだから未だ賃貸に供していることができるのだろうが、耐震問題もあることだろうし、岐阜県士協会もいつまでここに居られることやら。
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by bouen | 2006-06-03 07:29 | 只管打座の日々


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