財務局競争入札

 記事標題は競争入札であるが、正しくは見積あわせである。しかし実質は公告が「9.業者の決定方法等:予定価格の制限の範囲で最低の価格をもって申込みした者を契約の相手方とする。」と表示しているように実態は「自由競争入札」である。



 07/04/23に公示された、第一回の東海財務局の国有財産鑑定評価「見積依頼公告」では、「無用の競争を引き起こすので開示しない予定。」であったが、今回:「07/06/14:第二回公告」では結果の開示が予告されている。公告事項の11.見積合せ結果の閲覧:「見積合せ結果については、上記4の(1)の場所において閲覧できる。」とある。

 さらに注目すべき仕様書記載事項は、「鑑定評価書の原稿の提出」である。仕様書は、最終成果物である鑑定評価書の提出前に「原稿1部」を提出することと定めている。何となく鑑定士が鑑定されるみたいではあるけれど、原稿の事前検閲の方が、誤字脱字計算ミスなどの成果物にダメ出しされる手戻りよりは合理的とも云えることはいえるけれど。勿論、それが嫌なら応札しなければ済むことではあるのだが。
 評価仕様書及び仕様書留意事項は以下の通りである。埋蔵埋設物、土壌汚染、亜炭採掘跡などの記載仕様や評価方式の適用なども詳述されてある。無用の報酬廉価競争を行って業務を落札受託しても、仕様書の求めるところに十二分に応えてゆくことが可能かどうかをゆっくりと考えてみたいものである。

 東海財務局 07/06/14公告:不動産鑑定評価の見積徴収
 平成19年度第2回 不動産の価格にかかる鑑定評価:仕様書
「仕様書を開く」
 別紙:不動産鑑定評価書作成上の留意事項
「留意事項を開く」

 
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by bouen | 2007-06-14 17:05 | 不動産鑑定


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