異次元車Ⅱ

 NSDI-PT立ち上げ会議と、懇親会並びに慰労会を終え、翌朝は残した若干の打合せを済ませて岐阜に戻ったのが翌日の昼過ぎ、さてどうするかと考えたものの、下手な考えは休むに如かず、今日は休みにしようと懸案の東北道全線制覇(08.07.08全線開通)に向かったのである。



 少しばかり、いいえ相当に迷惑そうな同伴者を誘い、東海北陸自動車道・岐阜各務原ICに入ったのが午後2時頃である。現車から標準装備したETCカードも順調に作動して、ICゲートをスイスイと通り抜け、一路、富山県は氷見港に向かったのである。途中は軽食&トイレ休憩のみで走り通して氷見海岸に着いたのが午後五時前であった。

 東北道工事の最大の難所であった飛騨トンネル(延長10.7キロ・国内二位)の通り抜けはあまり気分の良いものではなかった。何しろ約11キロ区間の高速対面走行である。対向車がはみ出したら、地震が起きたらなどと考えながら走れば、杞憂に過ぎないと判っていても、早く抜け出したいばかりである。トンネルを抜けて程なく富山県に達した時はまだ明るい山並みを眺めながら、ホットするのである。
 国内第四位の恵那山トンネル(8649m、中央自動車道)はよく利用しているが、こちらは上下分離トンネルであるから、対向車のライトを気にすることはない。もちろん、先行車輌が見えないければ、それはそれで何やら不安ではあるのだが。

 白川郷も五箇山郷も次の機会に譲り、ただただ走って着いたのが氷見港である。フィッシャーマンズワーフが目に入ったから立ち寄ったのだが、お目当ての魚屋さんは全て店仕舞いである。僅かに乾物屋さんだけが所在なさげに店を開けていた。考えるまでもないことで、時間が時間である。この時間まで売れ残っている魚があったとして、買えるものでもなかろうと同伴者が云うのもごもっともなことである。

 そこで、早めの夕食を「氷見の寿司」にすべく、カーナビで付近の鮨屋さんを検索したのであるが、たちまち十軒以上がヒットするのである。そのなかで、名前がもっとも鮨屋さんらしいお店を選んで向かったら、本日休業の看板である。 しかし、そこは転んでもただは起きない茫猿のことである。選択したお店「カメスシ」さんに行き着くまでに見かけた何件かのお店の構えを、サリゲなくチェックしていたのである。その数軒のなかで、店構えやシツライが最も気に入ったお店「橘すし」さんに訪ないを入れたのである。

 これが大正解だった。先ずは旬の能登牡蛎(岩牡蛎)のレモン仕立てから始めたのであるが、運転があるからノンアルコールでひたすら食べたのである。同伴者は『鮨屋さんでノンアルコールなんて気の毒だから呑んだら』とは云うものの、まだ下ろして一週間ほどの新車の運転を、しかも夜道の高速運転を委ねるわけにはゆかないのである。だから食べるに徹したのであるが、地マグロ(富山湾定置網に入るらしい)、アジ、サヨリ、イカ、タイ、ウニ、ヒラメ、エンガワ、白エビ、全て地物を握って頂いたのである。二人とも満足満腹してそのお勘定は〆て7700円なのである。

 御飯の握り具合が軽くて、口に入れるとホロホロと解けてゆく具合が何とも宜しいし、シャリとネタの具合のほどの良さ、つまんでパットと口に入れてサクサクと噛めばするすると喉を通ってゆく具合も妙なのである。久し振りにお鮨を二人で堪能してのお勘定である。お店を辞して車に戻った同伴者が「口の中でモグモグしなくて、美味しくて、安くて」と感嘆したのも頷けるのである。 朗らかなご主人と美人の女将のご夫婦で営業されている「橘すし」さんは、氷見市本町11あたり、氷見市民会館南東付近である。

 さて、満腹した茫猿は帰途に付いたのであるが、帰り道に見かけたのが「氷見うどんの海津屋」さんである。こちらも構えに惹かされて立ち寄ったのであるが、お店の全部が饂飩と素麺である。うどんは細打ち、太打ち、ヨモギ入り、ユズ入りなどなどである。こちらは乾麺持ち帰り商品であるから、未だ食していないが、名だたる氷見うどんだから、これも楽しみである。

 さて、本題のシビック・ハイブリッドの走りであるが、前期高齢者には十分な車である。80キロくらいからの加速性能も十分だし、居住性も良いし、操縦の楽さ加減も不満はない。 東北道:岐阜各務原IC→能越道氷見IC間、202キロ×2の燃費は19.5km/Lであった。カタログ燃費は26kmであるが、平坦路60km走行をすれば20kmは軽く超えそうである。 なお今回の氷見行きは岐阜羽島駅から高速道路に直行し、ひたすら走っただけであるから写真はない。いずれ氷見温泉にでも一泊して橘すしさんに再訪したいものと考えているのである。 それに富山地鉄や富山ライトレールも踏破しなければならない課題なのである。
[PR]
by bouen | 2008-08-01 06:36 | 只管打座の日々


<< 塾・鄙からの発信 Ⅵ NSDI-PT・REPORT ... >>