カテゴリ:不動産鑑定( 234 )

情報の非開示または偏在

 取引価格情報悉皆調査における原始データ(不動産取引異動情報:一次データ)の利用に関して、調査担当者(地価公示評価員等)には調査開始以来長く秘匿され非開示とされてきた。 茫猿は当該調査の検討段階からこの一次データの重要性を訴え、その可能な限りの開示を求めてきたものである。 求めてきた経緯については後述するが、最近になってようやくそれら一次データが開示される方向が見えてきたと云う。 しかし、とても残念なことにその開示状況は小出しであり、一般調査担当評価員にとっては従来と変わらない秘匿状態の継続であり、一部に情報が偏在する状況とも云われる。 このような不十分な状況が定着することを憂うものであり、一日も早い全面開示が行われ、鑑定協会における情報の共有と共同利活用の実現を求めるものである。

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by bouen | 2009-06-15 21:52 | 不動産鑑定

パラダイムを転換しよう

 06/16総会に茫猿が提出しています質問三項目は、一見してバラバラに見えますが、三項目は相互に関連する質問であり、提案です。 茫猿は10年前に鑑定業界のパラダイム転換を提唱しました。
   
 それは変わることを厭わない、畏れないということです。 変化はリスクを伴います。 しかし、リスクを取ろうとしないことが、実は最大のリスクであると気付いてほしいのです。

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by bouen | 2009-06-10 14:53 | 不動産鑑定

総会質問

 翌日に地元の行事があることなどから出欠を迷っていました鑑定協会定例総会に出席することとし、総会での質問通知書を本日発送しました。 質問事項と茫猿の考え方を記事にします。 総会後の懇親会では、今年度NSDI-PTについてプロモートをしてこようと考えています。

 ところで、茫猿は2004年総会である質問を行いましたが、会員質問書の事前配布もなく、記事にあるような疑問の残る総会運営がなされました。それに較べれば2008年総会では各会員からの質問書コピーが事前に配布され、回答も丁寧であったと記憶します。 鑑定協会は近く連合会移行が予定され、現行の総会運営はあとせいぜい2回程度で、以後は代議員総会に移行する予定です。 会員の権利であり義務でもある総会出席の機会はあと僅かであると思えば、今年の総会出席はそれなりに意味有るモノと考えられるのです。 なんであれ、多くの会員が総会に出席し、疑問点は糺してゆくことが、総会だけでなく執行役員により高い緊張感をもたらす効果があるものと考えます。

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by bouen | 2009-06-09 18:31 | 不動産鑑定

文献録作製のすすめ

 某月某日、さる方よりこんなE.mailをいただいた。
『不動産鑑定という業界月刊誌があります。 昭和40年の創刊に近い頃から先月号までのバックナンバー約45年分が事務所の隅に積み上げられています。 「読まないのなら、片付けてください」と言われても、「必要になったときに読めないと困るから」と保管し続けています。
 これまでは自分で保存しないとバックナンバーは手に入れられませんでした。それが怖くてを、言い訳に事務所のかなりのスペースが本の山になっています。しかし、最近では図書館が充実してきましたし、さらにはgoogleが書籍検索を日本でも始めるらしい。バックナンバーを全部とっておく必要はない時代です。何よりも、古い雑誌を読み返すことはこれまでほとんど無かったのですから、現実的にも必要性は疑問です。それでも活字中毒の身としては、なかなか捨てられません。 
 捨てるにしては40年以上のバックナンバーです。どこかに活用する方法があるのかも知れません。どなたか、この本の山を活用する方法を知っている方はいないでしょうか』


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by bouen | 2009-06-06 10:54 | 不動産鑑定

新聞記事切抜帖

 記事ファイルとは新聞記事切り抜き帳(スクラップブック)のデジタル版のことである。 昔、まだ鑑定事務所にパソコンが導入されていなくて、インターネットも普及していない時代に、茫猿が朝刊を読みながら行うことは「注目した新聞記事」にマーカーで印を付けることだった。 後日、事務所のスタッフがマークした記事を切り抜いてスクラップ帳に貼り付けていた。 その後新聞各社の記事がi-NETで読めるようになってから、スクラップは行わなくなったが、数年前からこの切り抜きのデジタル版を作成するようになったのである。

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by bouen | 2009-06-06 10:53 | 不動産鑑定

フラクタル現象

 先日届けられたEvalution-No.33の巻末に「鑑定雑感=フラクタル(現象)とエレベーター相場」と題する記事が掲載されていた。 筆者はEvaluation常連寄稿者・北国の論客・堀川裕巳氏である。
フラクタルを広辞苑で引くと、『フラクタル《fractal》:どんなに微少な部分をとっても全体に相似している(自己相似)ような図形。海岸線などが近似的なフラクタル曲線とされる。』とある。
 i-NETで検索すると、こんな解説に出会った。 『その後、画像解析や流体力学などの科学技術分野ではもちろんのこと、株価の動向や群集の移動など社会科学の分野においても、さまざまなコンピューターシミュレーションのモデルとして広く応用されてきた。 』

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by bouen | 2009-05-28 10:42 | 不動産鑑定

敷地細分化抑制のための評価指標

 たまには国交省サイトや土地総合情報ライブラリーを覗いてみるものである。 地価LOOKリポートを見ようと立ち寄って見つけたのが「敷地細分化抑制のための評価指標マニュアル」の公表についてという、国土交通省土地・水資源局土地政策課 (2008.06.05発) の記事である。 評価指標とあるのに、鑑定協会からは何のアナウンスも無いけれど何だろうなと開いてみたのである。

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by bouen | 2009-05-01 10:42 | 不動産鑑定

主任研究員

 鑑定協会が主任研究員を募集している。 詳細は後述するとして不思議なのは、この募集が会員専用サイトで行われていることである。 なぜなら採用条件というか、応募資格が特に設けられていず、あえて応募資格というのであれば、「不動産鑑定士として5年以上の経験を有し、ワード及びエクセル等を活用できる者であること。」が該当する条件と考えられることから、鑑定協会会員であると否とに係わらず鑑定士であれば応募資格があるといえよう。 であれば公募が当然であろうから会員専用サイトでの募集は不自然なのである。

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by bouen | 2009-05-01 10:38 | 不動産鑑定

不動産鑑定のマーケティング

 近頃よく送られてくるDMに「不動産鑑定士のためのマーケティング」がある。船井総研から送られてくるものである。 先日届いたDMでは「不動産鑑定事務所成功事例公開セミナー」と題されていた。

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by bouen | 2009-04-16 12:58 | 不動産鑑定

アエラの地価公示批判

 例によって例の如くアエラ(AERA 2009年3月30日号)が「公示地価不信・これだけの理由」(不動産鑑定士がなれあいを告発)と題するステレオタイプな地価公示批判を展開している。 無視してもよいのだが、天下の朝日新聞社が発刊する週刊誌、それも比較的論理的と評されている雑誌の署名記事であるから、見逃すことは為にならないと考えるので反論を掲載しておく。 本来この種の批判に対しては鑑定協会を通じて然るべく反論を行い、思考停止的ステレオタイプ記事の蔓延を防がねばいけないと考えるのである。

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by bouen | 2009-03-26 17:09 | 不動産鑑定