カテゴリ:止揚学園の人々( 46 )

カタルシス

 祖母の葬儀などを終えて島へ戻る次男が、久しぶりに訪れたいというのを送りがてら止揚学園を訪問してきました。まだ早いとは思いましたが、頂きました香典の一部をお届けするに早すぎるということはないと考え、寄付も持参してのことです。

 亡き母が掌中の珠のごとく慈しんでいたものの、夭折した初孫亜希子に思いが連なる止揚学園への寄付であれば、母の思いをお届けすることにも為ると、父もとても佳いことと賛成してくれました。何よりも、今や白骨に姿を変え幽冥境を異にしてしまい、もうどうしようもない死者よりも今生きている生者が大事と父は言います。

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by bouen | 2010-05-13 01:45 | 止揚学園の人々

止揚No.108

 止揚学園から年に三回発行されている小冊子「止揚」が届けられました。学園のご好意を得て、その一部を転載します。今号の止揚掲載記事は福井先生の巻頭言、同じく先生の連載「負けいくさにかける」そして、特集他です。連載・負けいくさにかけるは別の機会に譲るとして、この号では巻頭言と特集記事を転載します。

 止揚学園には、韓国から海外研修第一期生の崔さんが里帰り訪問に訪れたり、職員の結婚式があったり、新しい門柱が建てられたりと、この春は明るい話題が多いようです。福井先生も地元滋賀をはじめ、神奈川、愛知、大阪など全国各地へ講演に出かけられるなど、お元気な様子です。

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by bouen | 2010-04-13 01:55 | 止揚学園の人々

雪のなか稲荷門前

 雪のなかですが、今年も止揚学園では海津市の千代保稲荷門前で恒例の募金活動をなされていました。 様々のご縁から三が日のあいだ、学園の皆さんは手分けして、千代保稲荷のほか滋賀の立木神社門前や大阪の信貴山門前で募金活動をされています。

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by bouen | 2010-01-02 08:42 | 止揚学園の人々

止揚学園へお歳暮

 昨日、立ち寄った馴染みの鮮魚屋さんでのこと、店主曰く「今年は鰤の上がりが悪くて良いものが入りません。仕入れたのは一昨日が一本、今日も一本です。」 北陸、氷見などの定置網に上がる寒鰤のことです。 「その一本をいただいてよろしいか?」と伝えると、「毎年のお届け物でしょ、今日は土曜日だから好いですよ。」とのこと。 さっそく丸ごと箱のまま買い求めて歳の暮れのご挨拶にと、止揚学園へ向かいました。

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by bouen | 2009-12-13 07:12 | 止揚学園の人々

死は優しくて、美しい 《4/4》

『負けいくさにかける(91):福井達雨』(冊子止揚より転載:全4部のうちその4)
 ※本稿は止揚学園のご好意により、冊子止揚連載の記事を転載するものです。
 ※本稿を転載等ご利用されたい場合は、止揚学園:渋谷様までご連絡下さい。
 ※止揚学園 電話0748-42-0635 Fax0748-42-0806 止揚編集:渋谷

《お母さん、きれい》

母親が亡くなった時、満男さんはお棺の中の母親の顔を見て、ニコニコ笑顔で「お母さん、きれい」と叫びました。私は満男さんの明るい姿の中に、(お母さん、僕を長く支えてくれて、本当にありがとう)という母親への感謝を感じ、心が温かくなりました。

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by bouen | 2009-11-23 05:09 | 止揚学園の人々

死は優しくて、美しい 《3/4》

『負けいくさにかける(91):福井達雨』(冊子止揚より転載:全4部のうちその3)
 ※本稿は止揚学園のご好意により、冊子止揚連載の記事を転載するものです。
 ※本稿を転載等ご利用されたい場合は、止揚学園:渋谷様までご連絡下さい。
 ※止揚学園 電話0748-42-0635 Fax0748-42-0806 止揚編集:渋谷

《流れ星と虹の空》

 三田さんは微動だにせず、ジツと母親の顔を見ていました。天上に旅立って行く母親、それを送る子ども、その両者の心の触れ合いの場にいた私は、二人から心がホノボノとする温もりを感じ(悲しいという感情より、もっと深い静かなものがその病室に満ちているなあ)と心が熱くなりました。静かな、静かな、優しい、優しい時でした。

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by bouen | 2009-11-23 05:04 | 止揚学園の人々

死は優しくて、美しい 《2/4》

『負けいくさにかける(91):福井達雨』(冊子止揚より転載:全4部のうちその2)
 ※本稿は止揚学園のご好意により、冊子止揚連載の記事を転載するものです。
 ※本稿を転載等ご利用されたい場合は、止揚学園:渋谷様までご連絡下さい。
 ※止揚学園 電話0748-42-0635 Fax0748-42-0806 止揚編集:渋谷

《死は優しくて、美しい》

 病室を去る時、小池さんは「さようなら」と言って弱々しく手を振りました。私たちが廊下に出ても、手を振り続けている姿が窓から見えました。この時が小池さんと私のこの世の別れになり、それから数時間して八十歳で天上に旅立ちました。

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by bouen | 2009-11-23 04:55 | 止揚学園の人々

死は優しくて、美しい 《1/4》

『負けいくさにかける(91):福井達雨』(冊子止揚より転載:全4部のうちその1)
 ※本稿は止揚学園のご好意により、冊子止揚連載の記事を転載するものです。
 ※本稿を転載等ご利用されたい場合は、止揚学園:渋谷様までご連絡下さい。
 ※止揚学園 電話0748-42-0635 Fax0748-42-0806 止揚編集:渋谷

《地球が滅びる》

 台風、地震と日本列島は大荒れです。その度に沢山の生命が失くなり、深い悲しみを感じている私です。しかし、地球の温暖化がこの現象を起こす大きな原因になっていて、その温暖化は国や人間が自分たちだけの幸福や利益を求める利己や高慢、欲から生まれ育ってきたものなのです。

 私は(私たちが一日も早く、他者を思いやる優しい心を持ち、謙虚さを取り戻し、どんな小さな生命でも大切にする自分への厳しい姿勢を持たへんと、地球は滅びるなあ。僕一人でも自分の足元から温暖化防止を進めんとあかんなあ)と考えています。

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by bouen | 2009-11-23 03:48 | 止揚学園の人々

止揚からの便り


 滋賀県東近江市佐野町にある止揚学園から、冊子:止揚No.107が届きました。 今号は一緒に「止揚クリスマス会の案内」も同封されていました。 止揚学園のクリスマス会に参加したのはもう随分と前になります。 毎年参加したいのですが、不動産鑑定士にとってクリスマスの季節は生憎の季節なのです。 地価公示評価作業の納期直前追い込み時期であり、とてもクリスマス会に一日を充てる余裕はありません。 といいながらも、昨年のこの時期は日本を一週間も空けていた茫猿ですから、それも拙い言い訳なのかもしれません。

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by bouen | 2009-11-16 06:14 | 止揚学園の人々

秋晴れ止揚学園

 昨日はふと思い立って止揚学園を訪ね、お昼を御馳走になりました。 途中、大垣市若森町地内で出荷最盛期の特産豊水梨を求め、それを手土産に福井先生や皆様のご機嫌を伺ったというわけです。 折悪しく福井先生も面条先生も外出中でしたが、その代わりに見学訪問中だった三名の神戸の女子大生さん、体験実習中のこちらは京都の女子大生さんとお会いできました。

 福井先生は昼食が終わった頃に、琵琶湖の鮎漁から戻られました。 七十を超えたお歳で川に入り腰まで水につかって投網を打ち鮎漁をしていたというお話しを伺い、お元気な様子に安心するやら、お歳だから長い時間水につかるのはお身体に差し支えると心配するやらでした。 でも、漁のぐあいを子どものように自慢される先生を拝見していますと、「とてもお元気、お元気です。」
 先生は、鮎漁を自慢しながらも、「僕は立派なガン患者やから!」とも云われるのです。 「ガン患者が腰まで浸かって投網を打ちますか!」とお応えしながらも、楽しい午後のひとときでした。

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by bouen | 2009-09-10 00:12 | 止揚学園の人々