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鑑定士と監視委

鑑定協会サイトに新コラム登場
 証券取引等監視委員会事務局総務課長氏が「公正な証券市場の確立と不動産鑑定士の役割;最近の証券不公正取引への不動産鑑定士の関与を踏まえて」と題する新コラムを寄稿している。監視委が協会サイトに登場するなんてことは、鑑定士の社会的影響力というか存在感が増したという観点からは注目すべき事柄である。

 鄙の爺鑑には到底係わりないことだが(1)不公正ファイナンスへの関与、(2)REITの問題、(3)不動産鑑定士によるインサイダー取引などと指摘されると、都会の鑑定士には誘惑が多いことだと思わされる。 もちろん鄙にだって、鑑定評価依頼者への迎合という誘惑はかねてから存在していたのであるが。
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by bouen | 2010-05-22 07:39 | 不動産鑑定

晴耕雨鑑の助っ人

 晴耕雨鑑に強い助っ人が登場しました。 母が野良に出なくなってから放置されていた茅屋の畑は、草が伸び放題で見る影もなくなっています。備中鍬を手にゆっくりと耕してゆくことも考えましたが、なにせ広いのと及ばずながらまだ現役鑑定士の端くれですから、鑑定業務と主夫業務の合間に耕せるものではありません。そこで文明の利器を登場させることとしました。

 今日納品された6.5馬力の管理機はさすがに優れ物で、試運転を試みたところ、畑中央の一画をものの一時間ほどで美しく耕してしまいました。あとは畝立てをして茄子やトマトを植え付けるか、それともコスモスやヒマワリを植え付けるか思案中です。

 試運転を終えて納屋の中央に鎮座する管理機MRT650です。
  

 今年もやまぼうしが可憐に咲きました。
  
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by bouen | 2010-05-21 09:22 | 只管打座の日々

ReaMap説明会

 実証実験を試行する14士協会に対して、ReaMap説明会が下記の日程で開催されます。ReaMapなんてものは百の説明よりも一の閲覧実行に優るものはなかろうと考えますが、説明を求める士協会もあるやの由、行わないよりはという程度のものでしょう。
 それよりも使ってみて、改善して欲しい事、装備して欲しい機能、搭載して欲しいデータ、将来展望等々、前向きの意見が多く寄せられることを期待します。 それにしても、閲覧開示されてから既に二週間以上が経過するが、身近においてさえ特段の意見は聞こえてこないのは、感心の低さを表しているのであろうか。
ReaMap:アーカイブ

日程 平成22年6月4日金曜日 午後1時30分開催
会場 東京都港区虎ノ門3-11-15 SVAX TTビル 
    (社)日本不動産鑑定協会 9階会議室
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by bouen | 2010-05-19 06:58 | NSDI:地理空間情報

母の日

 今年の母の日が過ぎてもう一週間になります。
母の生前には、ついぞ何も贈ることの無かった母の日、遺影の前に花を飾っても「今更」と虚しさのみつのります。 医師と相談の結果とはいえ、医師も最善と評価したとはいえ、自分が決めた母の治療方針は本当に正しかったのかと自問自答しています。母の本当の意志はどのあたりにあったのか、他の選択肢を選ぶ余地はなかったのかなどと思いあぐねています。

《04/19より緊急入院していた母の退院日が決まって-介護日記04/23(金)より》
 母に退院予定を告げたら、「帰えれるのだね」と、とても嬉しそうな顔をした。すぐにも帰りたそうなことを言うから、土曜日曜は病院で過ごし、帰るのは月曜日だと言えば、なぜいま直ぐではないのだと、残念そうでもあり不服そうでもある。

 母が常に利用していた納屋を片づけていたら、様々なものがでてきます。新聞や雑誌の切り抜き、手っ甲、日除け帽子、もう誰も使うことの無い品とは思えども、母の汗が染みていると思えばいずれも捨てられません。棚や引き出しを整理していると、幾つかの品が重複して出てきます。

 無駄を嫌い整理整頓には日頃から気遣っていた母ですが、老いて腰が屈み棚の奥や上の方には手が届かなくなったせいでしょう。 母の亡き後に親爺殿の書庫整理(納屋の二階にある書庫を安全のために一階に移す)と併せて、パイプ棚や整理ボックスなどを買ってきて、納屋を整理していると、何故もっと早くに機能的に整えてやれなかったのだろうと思われます。

 そうすれば日々の作業も楽だったろうに、何より年老いて手が届かなくなり棚の隅に放置されている品々も役だったろうにと思います。 棚の隅にあった幾年も前の梅干し、梅酒、切り干し大根、野菜や草花の種、細々とした用品などを見れば、後悔先に立たずと思わされます。

 今頃母はその昔に可愛がっていた孫の亜希子と遊んでいるだろうか、自分の母よりは二十年以上も長生きしたから自分よりはるかに若い母(祖母)に会って何を語らっているのだろうかと考えます。 ひとは死ねば白骨となり土に還るのだと理屈では判っています。母が孫の亜希子と遊んでいるのは、ただただ我が心象風景に過ぎないのだと判っています。 でも浮かんでくるのは、孫の手を引き杖をついて歩んでいる、老いて腰の屈んだ母の姿なのです。

 四月も末のことでした。 祖母の枕元にいた長男に母は「今日は何日か?」と尋ねたそうです。長男が「四月三十日だよ。」と答えると、「そうか、過ぎてしまったのか。」と残念そうだったといいます。 長男には何のことか判らなかったようですが、4月18日は娘亜希子の命日、今年は三十七回忌ですから、何か供養をと考えていたのだろうと思われます。

 それなのに自らの病のために何もできずに過ぎてしまったのが、残念だったのかもしれません。そのことを長男から聞いたときに、「亜希子が迎えに来たのだろうか。」と思いました。それからは、幼くして逝った娘と老いた母とが、和やかに遊んでいる姿が脳裏を離れないのです。
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by bouen | 2010-05-17 01:35 | Who’s 茫猿

石楠花

 もう二十年近くも前に山採りしてきたのちは、母が気に入って丹精してきた石楠花が満開になりました。事務所を岐阜から自宅に移転して早や三ヶ月、自宅に居ること多く、屋内にいても屋外に出ても母の想い出に連なるものばかりです。先ほど親爺殿が、もう絹サヤから実エンドウになった実を摘んできました、親爺の思いをうけて明日朝のみそ汁の実は実エンドウです。
 少しずつ、少しずつ落ち着きを取り戻しつつある我が家は、静かに今日が暮れてゆきます。

  
 枝の片向きを補正するための杭と紐は、亡き母が行ったものです。

 この連休に介護支援に帰郷してきた息子たちが、鳥の声がとても近くなったと言います。そういえば雀でさえ、屋根から庭先近くに降りてくるようになりました。 もう半年以上も母は畑に出ていませんでした。それに連れて父が野良に出る回数も時間も減っているようです。庭先や屋敷廻りの畑に人がいないから鳥が近くなったのでしょう。 今朝、ウグイスの鳴き声がとても近くに聞こえてきましたのも、畑が野鳥たちのものとなったせいかもしれません。 この秋には、鳥たちの餌場を作ってみようかと考えています。
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by bouen | 2010-05-13 07:09 | 只管打座の日々

カタルシス

 祖母の葬儀などを終えて島へ戻る次男が、久しぶりに訪れたいというのを送りがてら止揚学園を訪問してきました。まだ早いとは思いましたが、頂きました香典の一部をお届けするに早すぎるということはないと考え、寄付も持参してのことです。

 亡き母が掌中の珠のごとく慈しんでいたものの、夭折した初孫亜希子に思いが連なる止揚学園への寄付であれば、母の思いをお届けすることにも為ると、父もとても佳いことと賛成してくれました。何よりも、今や白骨に姿を変え幽冥境を異にしてしまい、もうどうしようもない死者よりも今生きている生者が大事と父は言います。

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by bouen | 2010-05-13 01:45 | 止揚学園の人々

喪失感


 しばらくのあいだ、『鄙からの発信』は間遠な記事掲載を続けていました。最近の記事にて、その訳を仄めかしていますからお気づきかと思いますが、実は今年初めより末期ガンで自宅療養を続けておりました老母が、去る5月8日夜に90年の生涯を全う致しました。ごく短期の入院期間を除いては、病名告知後のほぼ一年間を本人が強く希望するとおりの、終末期治療を受けながら自宅にて永眠致しました。

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by bouen | 2010-05-11 04:26 | Who’s 茫猿

緑のカーテン

 連休も終わって今日はもう七日、連休の間中は晴天続きだったから今日の雨は、「とても佳いお湿り」です。4/29~5/5の長い連休だが、あっと言う間に終わりました。母が病床に居ることから見舞い兼看護支援にと、海外旅行をキャンセルして来てくれた長男夫婦、温度管理や病虫害対策におおわらわの中を縫って駆けつけてくれた次男、久しぶりというよりも、初めて長男の嫁を含め家族六人が一つ屋根の下に寝起きした数日間でした。

 病人の容態はごく一時期を除けば安定していましたから、穏やかで静かな日々でした。気疲れが見える親爺のために、来てくれた息子たちのために、せめて食事だけでも豊かにと飛騨牛しゃぶしゃぶ、同ステーキ、初鰹、岩牡蛎、時に箱押し寿司に挑戦したりと、閑かななかにも賑やかな時を過ごしました。 息子のどちらかが、婆ァーチャンのおかげで盆と正月が一緒に来たみたいだと言ってましたが、床を離れられない母が食卓を囲めないのを除けば、ほんとうに和やかな食事もできました。

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by bouen | 2010-05-07 11:50 | Who’s 茫猿

ReaMap試験運用開始

 NSDI-PTの構築事業であるReaMapの試験運用が開始され、会員の閲覧に供されています。ただし、閲覧可能な会員は以下の条件に該当する士協会会員に限定されます。

A.昨年秋のReaMap試験運用参加士協会募集に際して、応募された士協会。
B.さらに試験運用に際して、テストデータを提供された士協会。
C.当該士協会において試験運用に、参加が認められた会員。

 以上A~Bの三条件を充足する士協会会員はReaNet内のReaMapセクションのアクセスが可能となっています。詳しくは各所属士協会にお問い合わせ下さい。
今回の試験運用・操作マニュアルが公開されていますから、ご参考までにお知らせします。
 【操作マニュアルファイル(PDF・2051KB)を開く】
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by bouen | 2010-05-07 07:33 | NSDI:地理空間情報

緑の海に泳ぐ鯉

 為すこともなく連休を過ごしています。 久しぶりに息子たちが家にのんびりと居るので、鯉幟の虫干しをしようと思い立ちました。
   

 写っている鯉幟は重要無形文化財・郡上本染め十四代渡辺庄吉さんの1970年代の作品で、長良川の支流郡上吉田川で寒ざらしされた鯉です。 屋内での虫干しは時折行っていましたが、五月晴れのした、薫風に泳ぐのは随分と久しぶりです。 茫猿の住む鄙里では三十数年前から鯉幟の屋外掲揚は申し合わせで禁止されているから、風に吹かれ緑の海で泳ぐのは三十年ぶりなのです。

 今日は憲法記念日だけど、その昔、5/3と5/5だけが休みだった頃と比較して、土曜休日、振替休日などで4/29から5/5までの長期間の連休が当たり前になってから、憲法記念日の影がいっそう薄くなったような気がする。 それは昭和の日も、メーデーも子供の日も同じようなことなのだけど。
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by bouen | 2010-05-03 02:24 | Who’s 茫猿