タグ:花 ( 65 ) タグの人気記事

サイトの旬Ⅱ

 ウエブサイトには旬があると書いたのは、そう遠くないことである。 『鄙からの発信』にも当然に云えることであるし自覚もしているが、茫猿が渉猟するサイトも時と共にいつの間にやら、うつろっている。 最近、毎日のようにチェックするのが、このサイト「記憶の彼方へ」である。

 今日は敬愛する辺見庸氏についてふれている。 が何より佳いのは、鋭く時勢を洞察していながら、それでいて物言いがとても穏やかなこと、もっと佳いのは掲載されている写真の美しさである。 いつの日にか、こんな写真が撮れるようになりたいと願っている。
 前日の「毎日コツコツと更新するサイトや人生」と題する記事も、胸に落ちてくる。

 近づけるよう願いながら、雨の庭先で切り撮った手すさびである。





[PR]
by bouen | 2010-07-14 04:44 | 只管打座の日々

峠の日

 今日7月2日は、一年の中日、折り返し点、つまり峠の日だそうである。 一年365日を二分する中間点という訳である。 事務所の移転、母の介護そして看取りと送り、と今年の前半は慌ただしい半年であった。 明日からは静かな後半の日々でありたいと願うのである。 一昨日、農小屋の中に母が里芋の種を保存してあるのを見つけた。もう芽を出していたし、適期を既に一ヶ月以上過ぎてはいたけれど、せっかくの種芋だからと、耕してあった畑に植え付けてみた。 結果に多くは期待できないが、少しでも収穫できれば母の意に叶うというものである。

 植え付けた花の苗のその後は、日照りが災いしているようではかばかしくない。グリーンカーテンは、梅雨に入ってから初めてにしてはまあまあ順調である。 茄子は既に収穫しているし、今朝は花胡瓜を見つけたので、モロキュウでいただいた。 茄子といい胡瓜といい、自ら育てた収穫物をいただくのは、心豊かになることである。
   

 こちらは、母の遺作である。花の名前は知らないが、切り取って霊前に供えた。
   

 こちらも、遺作である。百合の一種だろうが名知らずである。
   

 今年の柿は厳しく刈り込んだから、実りはあまり期待できないが、それでももう青い実が見える。
   
[PR]
by bouen | 2010-07-02 06:01 | 只管打座の日々

くちなし

 梅雨時の花の女王は一般的には紫陽花であろうが、茫猿は梔子が好きである。今年も梅雨が始まって間もなく、ほのかな甘い香りを漂わせながらクチナシの花が咲き始めた。

 今朝のクチナシの花、緑濃い葉のなかに真っ白な花が美しい。 ただ、クチナシの花は梅雨時に咲くから、雨に打たれると直ぐに茶色く色褪せてゆく。
   

 土曜日は、母の六七日だったから忌明け法要を済ませた。これで母の死にまつわる一連の行事が全て終わる。息子達が見舞いや看護に駆けつけてくれた大型連休頃から始まった我が家の《まつり》が全て終わったということである。 一連の為さなければならない行事を終えてしまった今朝は、なにやら憑き物が落ちたような感じがする。 こうして一日、また一日と母のことを忘れてゆく、あるいは思い出さなくなってゆくのであろう。 それにしても、一年後の年忌法要までは訪れる人疎らな、閑かな前期高齢者と後期高齢者二人の暮らしが、いよいよ深まってゆく。

 日曜日、法事のために帰省した息子達を慰労して、高速道を多治見へ向かい澤千で櫃まぶしを食し、セラミックパークを観た後に轆轤回しを付き合う。茫猿の轆轤回しは途中退避。
 セラミックパークはバブルの残影でもあるが、逆にバブルの頃だからこその建造物でもある。今や上手く使ってゆく前向きの発想が求められる。 ここの水の流れる陶壁と池の中庭は心癒される空間である。
 
[PR]
by bouen | 2010-06-21 10:23 | 只管打座の日々

晴耕雨鑑の助っ人

 晴耕雨鑑に強い助っ人が登場しました。 母が野良に出なくなってから放置されていた茅屋の畑は、草が伸び放題で見る影もなくなっています。備中鍬を手にゆっくりと耕してゆくことも考えましたが、なにせ広いのと及ばずながらまだ現役鑑定士の端くれですから、鑑定業務と主夫業務の合間に耕せるものではありません。そこで文明の利器を登場させることとしました。

 今日納品された6.5馬力の管理機はさすがに優れ物で、試運転を試みたところ、畑中央の一画をものの一時間ほどで美しく耕してしまいました。あとは畝立てをして茄子やトマトを植え付けるか、それともコスモスやヒマワリを植え付けるか思案中です。

 試運転を終えて納屋の中央に鎮座する管理機MRT650です。
  

 今年もやまぼうしが可憐に咲きました。
  
[PR]
by bouen | 2010-05-21 09:22 | 只管打座の日々

石楠花

 もう二十年近くも前に山採りしてきたのちは、母が気に入って丹精してきた石楠花が満開になりました。事務所を岐阜から自宅に移転して早や三ヶ月、自宅に居ること多く、屋内にいても屋外に出ても母の想い出に連なるものばかりです。先ほど親爺殿が、もう絹サヤから実エンドウになった実を摘んできました、親爺の思いをうけて明日朝のみそ汁の実は実エンドウです。
 少しずつ、少しずつ落ち着きを取り戻しつつある我が家は、静かに今日が暮れてゆきます。

  
 枝の片向きを補正するための杭と紐は、亡き母が行ったものです。

 この連休に介護支援に帰郷してきた息子たちが、鳥の声がとても近くなったと言います。そういえば雀でさえ、屋根から庭先近くに降りてくるようになりました。 もう半年以上も母は畑に出ていませんでした。それに連れて父が野良に出る回数も時間も減っているようです。庭先や屋敷廻りの畑に人がいないから鳥が近くなったのでしょう。 今朝、ウグイスの鳴き声がとても近くに聞こえてきましたのも、畑が野鳥たちのものとなったせいかもしれません。 この秋には、鳥たちの餌場を作ってみようかと考えています。
[PR]
by bouen | 2010-05-13 07:09 | 只管打座の日々

皐月二日

 もう5月である。年々歳々、時は速く過ぎ去ってゆくように感じるが、今年になってからの時の過ぎゆく速さに驚いている。三月、四月はいつ、どのように走り去っていったのか、まるで憶えていない。気づけば陽春五月も二日、戸外の陽ざしは初夏のものである。庭先はツツジが花ひらき、ハナミズキが紅く、木陰にはシャガが白く咲いている。

 窓の外に見える鄙桜はすっかり若葉桜に変じて、朱い小さな果実をつけている。
「年々歳々花相似  歳々年々人不同」年々歳々花は相似たりと見える。しかし、その実、花も歳々年々同じからずなのである。この春の花は、この春かぎりのものであり、昨春とも違うものであり、来春はまた自ずと異なる花を見せてくれるのであろう。

 5月の陽ざしにゆれる窓外の鄙桜です。 緑桜が机に映り込んでいます。
  
[PR]
by bouen | 2010-05-02 03:51 | Who’s 茫猿

陽春の朝

 先週半ばに緊急入院していた母が今日は退院してきます。 とは言っても、めでたく全快退院というわけではなくて、病状が安定したことから医療入院が認められなくなり、介護転院か自宅療養を求められたことによる退院であり、本格的な自宅老々介護の始まりということです。

 なにはともあれ、母にとっては念願の帰宅であり先ずは喜ばしいことです。数日間続いた自宅療養の為の改装工事や施設整備も昨日で終わり、今日の昼過ぎまでには久しぶりに我が家に戻ってくるのであり、本人は一昨日から指折り数えて帰宅の時を待っています。 入院の頃は散り初めていた桜もすっかり葉桜になり、今朝の茅屋は彼女の帰宅を待つように、牡丹、花水木、山吹、皐月が咲き始め楓が芽吹いています。

More
[PR]
by bouen | 2010-04-26 07:50 | Who’s 茫猿

枝垂れ桜

 岐阜県美濃地方のソメイヨシノの多くは盛りを過ぎたが、枝垂れ桜が満開期を迎えている。折しも昨日今日と肌寒く、とても花冷えどころの騒ぎではない、何しろ平年より6度も低く、最高気温で13度という。地球温暖化ではなく、地球寒冷化ではなかろうかと思える気候である。

 今日岐阜市内へ出たついでに、伊奈波神社の参道を覗いてみたら、枝垂れ桜が満開だった。およそ50~60本の桜が参道の両側に植えられていて、夜間はライトアップされている。今年は鄙桜以外にゆとりをもって眺めた桜はなかったが、伊奈波の桜も慌ただしく数枚の撮影を行っただけである。夜桜といったところで、そぞろ歩く相方が居るわけでもないのだが。

More
[PR]
by bouen | 2010-04-14 07:04 | 濃尾点描

晴耕雨鑑の日々

 時々は雲がかかるが、おおむね晴れ、午後からそよ風という絶好の晴耕日和である。 晴耕雨鑑とは云うものの、鑑定業務は激減状況にあるから晴耕雨読たまに鑑定という日々である。天候に誘われて昼前から畑に出て、果樹(柿、梅、桃)の剪定と云うよりも伐採に近い刈り込みを行った。長年管理してきた父が老いたから近年は手抜きをしており、やたら伸び放題になってしまったから、思い切った刈り込みをしている。刈り込みは二月半ばから進めているが、様々な事情から遅々として進まなかったが、昨日今日とチェーンソーも動員して精出したから、刈り込みはあらかた終えた。

 昼飯時になって、この陽気だから屋内で食するのはいかにももったいないと思えたので、庭先に縁台を持ち出して、新緑を眺めながらピクニック気分を味わった。身の回りに様々なことある此の春だけれど、セミリタイア気分を満喫しながら今を楽しんでいる。

 縁台での昼食は、フランスパンに生ハムとチーズを載せてオーブントースターで焼いてみた。それに牛乳とヨーグルトである。他に林檎を一個。
     

 縁台の先に眺めていた芽吹きの緑、中央はカエデである。カエデの下にはヤマブキが、手前中央には牡丹の新芽が赤く見える。手前のまだ冬装いの木はハナミズキである。
     

 鄙桜は昨日から散り始めている。風が吹くと庭じゅうに花びらが舞い踊っている。花びらだけでなく蝶、蜂、その他の羽虫も飛び交うようになった。春爛漫である。
     
[PR]
by bouen | 2010-04-10 05:58 | Who’s 茫猿

今朝の伊吹山と桜

 平成22年地価調査の第一回分科会が開催される今日、数日ぶりに岐阜市へ出かけた。 いつもとは道を変えて伊吹山と桜の撮影ポイントへ向かった。 この冬の伊吹山は積雪量が多かったということだが、今朝の伊吹山に残雪は少ない。でも撮影ポイント(撮影場所:岐阜県羽島市小熊町地内、長良川左岸堤防上、逆川排水機場付近)の桜は満開だった。 2006年4月6日に同じ場所から見た伊吹山と桜を比べてみれば残雪量の差は明らかです。 業務打ち合わせの約束時間が迫っていたし、撮影機材(望遠不使用)の差があるから、写真の出来はあまり良くないけれど、4年前との比較はできよう。

  

 同じ場所で、排水機場構内の桜です。
  

 2006/04/07の伊吹山と桜は、「こちら」へ。
[PR]
by bouen | 2010-04-08 06:55 | 濃尾点描