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大盛況、期日前投票

 報道によれば期日前投票者数が前回総選挙を50%も上回る勢いで伸びているという。 制度が浸透してきたことや今回の総選挙に関心が高いことを反映しているという。 実は茫猿も今朝ほど期日前投票を地元役場で行ってきた。 

 笑えたというか、お役所仕事だなと思わされたのは、「期日前投票を行う理由」を最初に書かされたことである。 名前に始まり、投票所入場券で判るであろうに住所まで書かされる。 そして理由である、面倒だから十項目もあった理由の最後に記されている「当日は離島にいて投票できない。」という項に丸印を付けて提出した後に、渡された小選挙区、比例選挙、そして国民審査を投票した。《離島というのは、まるっきりの嘘ではない。》



 小選挙区と比例区はともかくとして、国民審査には困った。 予備知識がほとんど無いというか、何も考えずに足を運んだモノだから、審査のしようがない。 直ぐ3mほど後ろには顔見知りの立ち会い職員がいるから、やたらな動作もできないので、そのまま白紙委任投票を行った。

 かりにXを付けようにも、背後の職員の存在は、微妙なプレッシャーになるだろうと思われる。 それから三個並べられた投票箱も小さい上に、表示されている文字も小さいからシニアグラスの身分としてはとても読みにくい。 職員氏に「もう少し年寄りに優しい表示をしておいて下さい。」と頼んできた。 

 先ほど、岐阜市役所を訪れたら、こちらは一階のロビーに投票所が設けられていたが、大盛況というか大混雑状況に見えた。 八月、夏休み最後の日曜日だし、月末日曜日でもある、何かと差し障りのある人も多いのであろう。 八月の最終日曜日に投票日をセットして、総理在任期間を可能な限り長くしたことは、まあよしとしても、月末日曜日だから投票率が下がり、結果として浮動票が減って欲しいという自公政権の目論見はどうやら水泡に帰した模様である。 あまりの混雑に入り口で立ちすくむ有権者とおぼしき女性が見えます。

  
by bouen | 2009-08-25 11:01 | 茫猿の吠える日々


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