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今朝も伊吹は美しい

 今朝も伊吹は美しい。 今頃が空気も冴えているし山には雪があるから、伊吹は見頃の季節なのだろうと思う。 桜の開花予想時期は3月下旬から4月上旬にかけてと発表されていることだから、その時期になれば桜前線を追い求めてみようと思っている。 と言っても遠出ではなく、近場の桜を訪ねようと考えている。 奥飛騨の桜もよいし、奥琵琶湖も佳いだろうなと思っているところである。

 NSDI-PTについて、一区切りの感想を記事にしたばかりだが、浜の真砂と騒動の種は世に尽きまじというけれど、2010年度以降の事業企画、特に地価情報の社会発信について水面下の動きが何かと聞こえてくるから、近々にまとまった記事を掲載したいと書き始めているところでもある。




 今朝の伊吹山、PhotoShopを使って、少し遊んでみた。
   

 同じく、伊吹の右手北方に遠く見える能郷白山と冠山である。 撮影場所は長良川左岸堤防上、名神高速道路下流側である。 Olympus Ep1:14-42mm
   

 豊島の瀬戸内国際芸術祭も開催時期が半年後に迫ってきて、島では何かと騒がしいようである。今朝ほども何かと悩みを抱えている縁者と電話で話していた。 外野の第三者が何かをアドバイス出来るものでもないけれど、一番大事なことは"先ず、動いてみること。動きながら考えて軌道修正してゆけばよい。 最初からマイナス点を数え上げていたら何も出来なくなる。"と伝え、"最も肝心なことは、縁者も含めて島の人たちが祭を楽しむことであるし、自分たちが楽しむために何をしたら良いのかと考えれば。"と言っておいた。 

 ホスピタリテイは大事だが、それにとらわれすぎると本質を見失いがちになる。 島びとが祭を楽しんでいること、その楽しげな雰囲気の輪がゲストをもてなす最上の薬味なのだと思うことである。 準備段階の今から10月の末まで、思いっきり楽しんでほしいと思うことしきりである。 トラブルもあるだろうが、トラブルさえも笑顔で楽しんでほしいと思う。 僅かばかりの茫猿の経験からしても、額にシワ寄せ眉をひそめていても何も前に進まないと思っている。

 昨夜、年に三回の古い友人達(茫猿が一番若くて緑寿、最高齢者は傘寿である)との飲み会があった。 席上、茫猿の次に若い仲間が"蕎麦打ち"を始めたという。 何処かで良いソバ粉が手に入らないかと尋ねられた。 飛騨荘川や飛騨神岡を訪ねたらと答えていたのだが、彼いわく蕎麦打ちを始めたばかりなのに道具に凝っているという。 聞いたら、こね鉢が十数万、包丁は三十万も出したという。 プロでも持っていないような道具を揃える贅沢さである。 彼はへらブナ釣り師でもあるが、何事も道具から入るというのが、彼のモットーのようだ。

 人の贅沢をあげつらうつもりはないが、多分、高い道具を揃えれば、道具の手前簡単にはギブアップできないということでもあろう。 横で黙って聞いていた彼の細君いわく、「この人に高い道具をあてがっておけば、喜んで蕎麦を打って食べさせてくれるし、孫や娘婿も喜んでいる。 何より私は上げ膳据え膳だし、私の買い物に文句を言わないから、とても良いことなのよ。」である。 つまり彼は蕎麦打ちをとても楽しみ、周りの家族もそんな彼の楽しみを一緒に楽しんでいるということである。
by bouen | 2010-02-18 09:29 | 濃尾点描


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